ボールジョイントの損傷や劣化も車検業者から指摘されやすい箇所となっています。
ボールジョイントに関しては損傷していると車検には通らないという指摘が多いかと思いますが、実際の車検ではどのように判断されるのかについて説明をしたいと思います。
ボールジョイントとは?
車の下回りのパーツのことを指します。
サスペンションやステアリングの継ぎ目を担当する部品で、損傷すると下回りから異音がするのが大きな特徴です。
- ガタガタ
- コトコト
というような異音がしてきますが、最初はコトコトといった何気ない異音がはじまります。
最終的にはゴトゴトと大きな音がするので通常のドライバーであれば何か車に異常があることはすぐにわかるくらいとなってきます。
ボールジョイントに損傷があれば車に安定性がなくなってきます。
ボールジョイントが損傷する原因
損傷するパターンとしては走行距離が蓄積してきたということが最も多いと思います。
営業車だと積載の重量の関係で割合早期にボールジョイントが損傷することも多いのですが、家庭用ですとまず走行距離が原因と思って良いでしょう。
ボールジョイントはなぜか3年程度で損傷するドライバーもいるようですが、通常10年は持つ部品といえます。
ただし10年となるとかなりボロボロになっていることもあるので、7年程度の車検で交換しておくほうが無難といえます。
この年数だと走行距離は7万キロ程度といえるのですが、これが一応の目安といって良いのではないでしょうか?
ボールジョイントの損傷と車検の合否
結論からいいますとボールジョイントに損傷があれば車検に通らないことが多いと思います。
車検の項目の中で下回り検査がありますが、このときに車体を揺らされて車に変なガタや遊びがないかをチェックされます。
このときにボールジョイントのガタがあれば落ちることが多いです。
参照
「下回り検査で車を揺らすときに検査官がチェックしている箇所とは?」
ボールジョイントの交換費用が高い
ボールジョイントも部品はさほど高くないのですが、工賃が高いことが多いです。
価格は業者によってさまざまですが、個人的には以下のようなものが相場ではないかと思います。
- 部品 3500円
- 工賃 7000円
ボールジョイントは左右にあるので、この費用に本数をかければ目安となってくる金額が算出できます。
上記のように工賃が高いように思いますが、ボールジョイントの取り外しなどでは特殊な工具が必要となっています。
そのため簡単に操作できないということで手間がかかり、工賃が高く設定されていることも多いです。
ドライバーで車に詳しい人であればDIYで交換できるとは思いますが、自信がなければ業者に依頼するほうが良いかもしれません。
左右であれば2万を少し超える程度だといえますが、これよりも高い見積もりの場合には別の業者に変えるほうが良いかもしれません。
ボールジョイントの交換はディーラーがベスト?
車検はディーラーと今でも本気で考えているドライバーもいますが、店舗次第だと思います。
ディーラー整備士でも店舗によっては新卒整備士ばかりで故障させることもあるところもあります。
かつ車検費用なども無駄に高いわけで、ボールジョイント程度であればディーラーしか整備できないということはまったくありません。
費用などを考えると整備工場、車検専門フランチャイズがベストだといえる部品になっています。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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