下回り検査で車を揺らすときに検査官がチェックしている箇所とは?

 

ユーザー車検などを受けると下回り検査といった一番最後の検査で車を揺らすような検査があると思います。

検査官が下から見上げたような状態で検査をされていて、一体何の検査をされているのだろうと思う方も多いと思いますが、この揺らす検査でどこをチェックされているのかについて説明をしていきます。

 

下回り検査の内容

 

下回りでは大きくいいますと3つの箇所がチェックされています。

 

  • 下回りでのオイル漏れなどがないか?
  • マフラーに穴がないか?
  • 下回りでガタがないか?

 

車を揺らすというのはこのうちのガタの検査となっています。

揺らすことでこのガタや規定以上の遊びがあるかどうかがチェックできますが、具体的にいえば

 

  • アーム類のガタ
  • ボールジョイントのガタ
  • ドライブシャフトのガタ

 

などが判定できるようになっています。

下回りでは揺らさない状態のときには上記のように他にオイル漏れやマフラーの穴などもチェックされますが、この2つの検査内容や合格基準については以下のページに説明をしています。

 

参照

車検に不合格になるエンジンオイル漏れの程度とは?

車検で見つかりやすい3つのオイル漏れとは?

車検でのマフラー音量の合格基準

 

ユーザー車検の検査項目

 

下回り検査というのは冒頭でも記載しましたが一番最後の検査となっています。

それまでにも

 

  • 外観検査
  • サイドスリップ検査
  • ブレーキ、スピードメーター、サイドブレーキ検査
  • ヘッドライト検査
  • 排出ガス検査
  • 下回り検査

 

というような検査内容となっています。

ユーザー車検の流れについては以下のページにまとめています。

 

参照

平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる

 

ユーザー車検後の故障に注意しよう

 

車検というのは故障しないというようなことを保証するものではありません。

ただ公道を走行する資格を得るものであり、エンジンやブレーキなど車の各種の部品の摩耗などはないということではありません。

故障予防というのは24ヶ月点検をしてはじめてわかることであり、またこの点検は車検とは検査項目はまったく別のものとなっています。

 

参照

24ヶ月点検と車検との違いとは?

 

個人的に車を長く安全に持たせようとすればユーザー車検はおすすめはしませんが、すでにユーザー車検をしてしまったという場合には車に異音がするなどがあればすぐに車屋さんでメンテナンスしてもらいましょう。

まだまだ車検に通していないという場合には点検サービスのある整備能力のある車検業者に出していきましょう。

整備工場、車検専門フランチャイズなどが該当しますが、車検業者の選び方については以下のページで説明をしています。

 

参照

車検を通す7つの業者を徹底比較

車検費用を簡単に安くする4つの方法

車検料金は車検業者ごとにここまで違う!

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