車検業者に
「ドライブシャフトが破れている」
と指摘されることがあります。
また
「ホイールのグリスが破れている」
というように整備士によっては専門用語を省略して使用することもあるので、余計に混乱するかもしれません。
今回はドライブシャフトブーツが破れているというような場合には修理しないと車検に通らないのか、また車の状態としては危険なのかについて説明をしたいと思います。
ドライブシャフトとは?
ややこしく専門的に伝えても意味はないと思いますので、すごく単純に説明しますと
- エンジンが駆動する
- そのエンジンの駆動がタイヤに伝わって走行する
- タイヤのすぐ内側でエンジンの駆動を回転によって伝えるのがドライブシャフト
となります。
車が進むときには常時このドライブシャフトが回転しているわけですが、パーツとしては棒のような形をしています。
常時回転していて割合細いものですから、ときに割れてしまうこともあります。
ドライブシャフトとグリス漏れで車検に通らないのか?
たかがグリスと思うドライバーもいるかもしれませんが、残念ながら基本的に車検では通らないことになっています。
車検の最後の検査項目の下回り検査で落ちることが多いといえます。
検査官によって車の下からオイル漏れ等がないかをチェックされますが、ドライブシャフトの破れやグリスの漏れなどもチェックされ落ちるとなります。
また単純に安全上も問題があるのがこのドライブシャフトブーツの破れです。
ドライブシャフトの交換年数の目安
走行する道路の状況によってもかなり違いますが、一般的な目安としては
- 10年
- 10万キロ
といったようなタイミングが交換時期となります。
10年といえばタイミングベルトも交換する時期でもありますが、ちょうど何かと交換するパーツが多く車検費用が高くなるタイミングといえます。
参照
ただし10万キロといってもまったくドライブシャフトに問題が出てこない車もあるわけで、15万キロでも一度も交換していないドライバーもいるようです。
ドライブシャフトブーツの交換費用
要するに割れてしまったりしたパイプのようなものを交換するだけですが、部品代は高くはありません。
ただし問題としては業者ごとにかなり交換費用に差が出てくるということです。
- ディーラー 3万程度
- 車検専門フランチャイズ 1万超程度
と何倍か費用に差があることがわかります。
ちなみにこの費用は部品代と工賃を合計した費用ですが、高いディーラーだと5万もかかるところもあると聞いています。
ここまですればドライバーとしては不信感を持つ場合が多いかもしれません。
ドライブシャフトブーツはリビルトを狙う
ディーラーが高い理由は正規品でかつ新品部品を使って交換することにもあります。
また単純に工賃も高いわけですが、
- リビルト(中古)品を使って交換する
- 人件費も高いところには車検は出さない
ということが特にこのドライブシャフト交換時には注意しなければいけません。
車検はディーラーとするのはすでに昔の時代ですから、今は整備士の質はむしろ車検専門フランチャイズのほうが上ともなるところもあります。
さらに費用もリビルト品を使ってくれるので安いというメリットもあります。
リビルトといってもすぐに故障するパーツではもちろんありませんが、デメリットとしてはどうしても正規品で交換したいというドライバーにはフランチャイズは適していないといえるでしょう。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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