車検業者に車を出したときに
- エンジンオイルが漏れている
- タイミングベルトも交換しなければいけない
とオイル漏れとタイミングベルトの同時整備を当然のように言われることもあります。
タイミングベルトは通常走行距離が10万キロなど特定の条件のもとで交換することが多いのですが、そのためオイル漏れでなぜ関係してくるのだろうと思うかもしれません。
今回はこの2つの関係性を中心に解説し、その業者の信用度についても言及したいと思います。
エンジンオイル漏れとタイミングベルトの損傷
まずこの2つが関係するのかといえば結論からいいますと
- オイル漏れの程度
- オイル漏れの箇所
によってはタイミングベルトの損傷をしていることもあるということになります。
エンジンオイル漏れの箇所がどこか?
漏れの箇所についてですが、
- カムシャフトシール
- クランクシャフトシール
このような箇所の内部で漏れているとタイミングベルトがオイルを吸って損傷してしまうということもあります。
この場合には残念ですがタイミングベルトの交換をしたほうが良いと思います。
タイミングベルト交換をしない場合のデメリット
エンジンオイル漏れとなってもすべてのケースでタイミングベルトを交換するべきではありません。
あくまでも上記のような箇所での漏れでベルトの損傷があるというような場合に限られます。
しかしタイミングベルトの交換は結構な費用となります。
以下のページにもありますが、ディーラーですと3万を超えてくることも多く、その分車検費用が高くなってきます。
参照
ということでタイミングベルトを交換せずにオイル漏れだけの整備をするとなれば
- タイミングベルトが切れる可能性もある
- ウォーターポンプの水漏れも出てくることもある
- ベルトテンショナーの損傷もありえる
- オイルシールの損傷もありえる
というような症状を併発する可能性もあります。
つまり言い換えれば信頼できる車検業者に点検してもらってオイル漏れの程度も良くなくて、かつタイミングベルトも損傷しているという場合には上記の4つともの部品交換が同時に必要ということもあるということです。
よくあるのが費用節約ということで4つのうちどれか1つだけ修理や交換をするというドライバーですが、これは別の3つもごく近い時期に損傷する可能性が非常に高いことを意味しています。
ですので個人的には単独で1つ修理するということでなく、長期的な視点から見て安くするには4つすべてを同時に交換してしまうということがベストです。
1つずつ交換すればその都度工賃がいるので絶対におすすめはしません。
悪質業者は1つだけの修理をすすめ、その後予想できる他の3つの交換を定期的に工賃稼ぎにしていると聞いたこともあります。
車検業者のタイミングベルト交換が妥当か知る方法
しかし本当はタイミングベルトにオイルが染みていないということでも、ベルト交換を勧めているということもあるかもしれません。
その場合には、別の業者にも見積もりを取ると良いと思います。
ただし整備能力のあり、また点検サービスもないとそこまで見ないので意味はありません。
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
がベストですが、このサイトの下のほうにも付近のこれらの業者を検索できるポータルサイトを紹介していますので活用してみましょう。
参照
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