相見積もりを車検ではよくやるわけですが、正直いってドライバーとして混乱することは多いと思います。
- 整備内容が違う
- 費用にかなりの開きがある
- 担当者の話も違う
- 交換部品の明細もかなり違う
などということは非常によくあることで、ドライバーとしては車検をどのような目的で出すのかという観点から自分の基準を持って選定するということが重要です。
ディーラー同士でも見積もりが違う
たとえばあるメーカーAのディーラーに見積もりを出したとします。
そして同じAの違う店舗のディーラーにも見積もりを出します。
この2つの見積もりが正直いって一致することは少ないでしょう。
また極端な例ですが、同じ店舗のディーラーでも担当者が変わることで見積もり内容も違ってくることがあります。
いい加減と感じるドライバーもいるかもしれませんが、車検の見積もりはそんなところもあります。
ディーラー同士でもこのようになるので、当然ディーラーと整備工場、また車検専門フランチャイズなどと業者の形態が異なれば一層違いが出てきます。
見積もり内容が違う理由
車検といいますが、実際には
- 車検 公道を走行する資格を得るもの
- 点検 次回の車検まで故障を予防するもの
という違いもあります。
また点検の中にも業者によっては最低限の部品交換に済ませるところと、過剰整備ともいわれるような整備や部品交換をするところもあります。
また車の各パーツを見て今すぐに交換するべき部品については交換とほとんどの業者が共通した判断をするのですが、しばらく持つという部品について交換かどうかの判断は違ってきます。
さらにエアコンや下回りで故障までではないもののオプション的に考えて修理するべきかどうかなども整備や点検に対しての判断も業者ごとに違ってきます。
まとめれば最低限点検整備をしないと故障するかもしれないというものについては業者などが違ってもそう判断が変わることはないのです。
しかしそこまで緊急性がないような部品や箇所については判断が変わるということがいえます。
点検のある車検業者を選ぼう
まず提案したいのは費用だけで車検業者は選んではいけないということです。
当然ですがドライバーや同乗者の命も預かるのが車で、点検整備もない車検に意味はありません。
ユーザー車検、またはその代行業者だと24ヶ月点検はないので価格は非常に安いですが個人的にはおすすめはしません。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
お金に余裕があればディーラー車検
上記でディーラーの店舗、担当者次第でも見積もりが違ってくることもあると記載しましたが、それでもお金に余裕があればどこのディーラーでも車検点検で失敗はほぼないと考えて良いと思います。
上記にも記載しましたが緊急性のある整備内容はまず共通しているはずで、あとは見積もり費用や担当者との信頼感で決めて良いといえます。
費用と整備内容のバランスが取れた車検業者とは?
しかしディーラーは過剰整備もよくありますし、国産車の性能が上がった今ではディーラー車検は正直お金の無駄です。
車検はディーラーという格言は昭和時代のものであり、今では死後だといえます。
しかしそれでも以下のような条件を満たす業者を選定するのがベストなことは変わりありません。
- 費用が安い
- 整備能力がある
- 車検件数が多く、いろいろな車種に精通している
- 過剰整備をしない
このような条件で考えれば整備工場か、車検専門フランチャイズがベストではないかと思います。
車検費用が高くなるのは過剰整備のパターンが一番多いのですが、それを予防するためには以下のページで部品交換の時期を押さえてほしいと思います。
見積もりに余計な明細があればカットしていくようにしましょう。
参照
またそれも面倒という場合にはフランチャイズだと立ち会い車検で、整備士とともに横で部品の摩耗度を確認しながら車検を進めていくことができます。
ドライバー自身で車検費用を適正にしていくようにすれば車検で損をすることはなくなるといえます。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?」
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