バッテリーやタイヤ交換は後日自分でしますで車検に通るのか？

車検ではいくつか交換対象となりやすい部品があります。

業者に車検を出すにせよ、車検場でユーザー車検を受けるにせよこのような特定の部品交換をしなければ通りませんといわれることがあります。

このように言われたときに

「後日自分で交換をします」

というように説明することでその場で車検に通してもらえるのかについて説明をします。

車検に通る意味とは？

車検では保安基準という一定の基準があり、それに沿っているかどうかで通るかどうかは判断をされます。

これは

でも違いはありません。

つまり車検に通るということは保安基準に沿っていることは業者あるいは国の車検場が認めることで、後日自分で交換しますということではその段階では通らないということです。

筋とすれば

「通らない部品の箇所を交換後にはじめて車検に通る可能性が出てくる」

ということになります。

もしこのような状態で車検に通してしまえば、車検業者も車検場も問題となってくるかもしれません。

そのため後日自分で交換しますという状態で通すということはまずないといって良いでしょう。

車検はよく高いと言われますが、車種にもよりますがひどい場合には半分程度を法定費用（自賠責、重量税、印紙代）が占めるということになります。

参照

残りの半分程度は交換する部品代といって良いかもしれません。

あとは車検業者の工賃などですが、車検費用を節約するには部品代を安くするのが正直手っ取り早いです。

まず今回の質問のバッテリーについてですが、エンジンもかからないという場合はともかくとして通常バッテリーが少々劣化していても車検いは通ります。

（ただし安全上は問題があります）

バッテリーの保安基準はかなり緩いといって良いです。

参照

タイヤも車検ではよく交換対象となりますが、溝が1.6ミリあってスリップサインが出ていなければまず通ります。

参照

他にもブレーキパッド、発炎筒、オイル系などよく車検費用を高くする部品はあるわけですが実は車検とは関係のないものも多いです。

車検費用では見積もり段階から部品交換の項目が入ってきます。

この段階で必要のない部品交換が含まれていないかどうかは知るべきです。

特にディーラー任せだと相当余計な交換も含まれていることも多く、車検費用も何万も高くされているということはあります。

上記のようにタイヤ、バッテリーなども含めて年数や走行距離ごとに以下のページでどの部品交換が必要かは説明をしています。

参照

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