ノーマル車からパーツ等でドレスアップをしているという場合には車検で困る場合も出てくると思います。
- ディーラーから入居拒否をされてしまう
- ユーザー車検を受けてもおちてしまう
車検に通らないと公道を走れなくなりますし、生活にも支障が出てくることにもなります。
ドレスアップ車でこのような状況になって場合にどのように対応していけば良いのかについて説明をしたいと思います。
ディーラーに入居拒否されるのはよくあること？
一般に車検では保安基準という国の制定した基準で通るかどうかを判断されます。
この内容はほぼ毎年のように改正されるわけで、前回は普通に通ったドレスアップでも今回はなぜか通らないとされることもよくあることです。
またディーラーの場合には保安基準よりも厳しいともいわれることもある「ディーラー基準」のようなものもあります。
これは店舗にもよるのですが、極端にいえば
「純正でなければ車検には通らないと対応すること」
ともいって良いです。
ドレスアップ車の場合にはこのディーラー基準ではねられてしまうということはよくあるかもしれません。
これには事情もあって
- ディーラーの車の保証という観点でドレスアップ車を保証することはできない
- 指定取り消しもありえるので保安基準的にグレーゾーンだと通らないとしておく
といった理由があります。
参照
「車検の合格基準にも影響する指定工場と認証工場との違いとは？」
ただ法律的には、また保安基準的には通るようなドレスアップもディーラーで入居拒否されてしまうこともあるとは絶対にいえるわけで、ドライバーとしては大変困るところではないかと思います。
この場合の対応としては
- 純正に戻す
- 車検業者を変更する
- ユーザー車検にチャレンジする
というような方法が必要となります。
純正に戻すのが手っ取り早いかもしれませんが、デメリットとしては戻す工賃や部品代がかかるということです。
ちなみにユーザー車検の方法は以下のページにまとめています。
参照
「平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる」
ドレスアップ車では車検業者を変えるのも1つの方法
上記のようにディーラーで入居拒否を受けても他の業者に出すとスムーズに通るということはよくあることです。
車検では安全という意味もあるので整備能力も加味して業者を決めるべきですが、この観点からすれば
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
だとディーラーよりかは保安基準に沿って対応してもらえるはずです。
参照
「フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ？」
保安基準に抵触してしまっている場合の対応
ただしどのような業者であっても保安基準に抵触していれば入居拒否されるのは同じです。
この場合には構造変更という手続きが必要となります。
- 長さ ±3センチ
- 幅 ±2センチ
- 高さ ±4センチ
- 重さ ±50キロ（普通車だと±100キロ）
これを超えるような変更を伴うドレスアップは構造変更をしなければ車検には通らないとなります。
構造変更については詳しくは以下のページに記載しています。
費用もかかるのであまりおすすめではありませんが、車検にそのままでは通らないという場合には手続きをしていきましょう。
参照
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