エアコンが故障したままでも車検は合格するのか?

 

車のエアコンは案外故障してしまうことが多いです。

私も真夏にいきなり故障して閉口したことがあります。

信号待ちでは地獄のような暑さを感じることもあります。

エアコンの故障は突然のことが多く、ある日車に乗ればいきなりつかないようになっていたという感じが非常に多いと思います。

基本的には車のエアコンは古い車ほど起こりやすいのですが、ひどい場合になると新車を購入してはじめての車検が到来するまでにエアコンが故障するということもあります。

 

エアコンの故障の特徴とその原因

 

だいたいの故障の状態というのは

 

「エアコンが冷えなくなったり、暖まらなくなる」

 

ということだと思います。

この車のエアコンの故障原因というのはいくつか原因が決まっていて

 

  • ガスが漏れている
  • コンプレッサーの故障や劣化

 

ということがほとんどです。

ガスが漏れている場合には修理費は2から3万程度ですが、コンプレッサー交換となれば20万を超えてくることもあります。

この場合修理費の高さから新車を買い替えるという人も多いです。

 

車検とエアコンの故障

 

エアコンがどの原因で故障しているにせよ冷えない、暖まらないという状態になるわけですが、

 

「車検にはエアコンの正常、異常というのか検査項目に入っていない」

 

ということになっています。

エアコンが冷えなくなったり、暖まらなくなったりしても車検ではエアコン自体が検査項目になっていないのでまず不合格にはなりません。

車検の検査項目は以下のページにまとめていますが、エアコンの項目はないことがわかります。

 

参照

平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる

 

エアコンよりも注意するべき車検の検査項目

 

エアコンで不合格というのはまずないわけですが、古い車の場合には別の項目でよく不合格となってしまうことがあります。

 

  • ヘッドライトの光量の不足
  • タイヤの摩耗
  • ブレーキの錆や漏れ
  • 下回りでのオイル漏れ
  • エンジンルーム内での液漏れ

 

というような項目です。

エアコンよりもこのような箇所はよく整備しておくと良いと思います。

下回りはチェックしにくいのですが駐車していて、道路にオイルが漏れているというような場合にはやや心配というところだと思います。

 

参照

車検で不合格になりやすいポイントを解説

 

エアコンの故障は癖になりやすい?

 

エアコンの修理は高くつくこともあると上記に記載しました。

経験上、このエアコンの交換など重い修理をしてもその後も癖になるのかまたエアコンの調子がベストな状態に戻らないということが多いように思います。

ディーラーに修理依頼してもこのような状態となり、当時は閉口しましたが、修理にお金を使うなら新車を購入したほうが良いかもしれないと思っています。

特に古い車であればエアコンの故障は車検はともかくとして、そろそろ買い替えのタイミングというように考えても良いのではないかと思います。

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