フランチャイズ車検の看板がある日なくなる理由

フランチャイズ車検という業者がかなり大手になってきました。

たとえばトヨタのプリウスはブレーキシステムが複雑でディーラー以外は車検や整備ができないといわれます。

しかしフランチャイズ車検ではその資本力を生かし、整備士教育によって複雑とされるプリウスのような車種の車検も対応できるようになりました。

このように資本力を集めてというようにいろいろなメリットもあるのがフランチャイズですが、ごくまれに一度かかげたフランチャイズの看板を下ろしてしまう整備工場もあります。

この理由について内情を説明したいと思います。

フランチャイズ車検に加入するのは？

最近フランチャイズ車検の看板が上がったという業者の過去を少し思い出してほしいと思います。

おそらく今までは小さな整備工場をしていて、急に看板が上がるようになったということが多いのではないでしょうか？

フランチャイズ車検というのは大手から中小までいくつかあるのですが、基本的にはもともと整備工場だったところが加入するということが多いです。

その理由としては

ということがあります。

よくわからない個人の整備工場の看板を上げていてもなかなか売上も上がらない時代です。

スーパーでもそうで地元の小さな個人商店よりも大型スーパーに入りやすいということがあります。

車検も同様で個人的な整備工場よりも有名なフランチャイズのほうが入りやすいということで看板を上げるというようになります。

フランチャイズというのは文字通りで、特に資金援助などがあるわけではありません。

ノウハウの提供を受けるかわりに入会時、そして毎月のロイヤリティーの支払いが必要となります。

ロイヤリティーの金額はフランチャイズごとに違うのですが、だいたい1年でちょっとした車の新車を購入する程度の費用となります。

高いフランチャイズだと小さな家を購入する程度の費用となってきますが、整備工場によってはこの支払いに困ったりする場合もあります。

ある日フランチャイズの看板を下げる業者の特徴としては

というようなものなどがあります。

たとえばフランチャイズ加入をして支払うロイヤリティーよりも売上が上がるのであれば通常脱退というのはないといえます。

つまりフランチャイズで頻繁に店舗数が減少するところでは

というような理由が考えられるといえるでしょう。

フランチャイズも特に大手は2つか3つとなっていますが、時間の経過とともに勝ち組と負け組に広がっていくのかもしれません。

フランチャイズではパッケージのように

などが決められています。

つまり沖縄から北海道まで同じフランチャイズであればこれらは共通しているわけです。

脱退して整備工場に戻ればそのオーナーの考えによってこれらは変わるわけで、フランチャイズ時代とは違った料金になったりすることもあります。

急に値段が上がるのはドライバーとして困るのですが、そうでなければ整備工場ということで整備能力はもともとあるはずです。

ですので気になっていれば料金を確認して問題なければ車検に出しても良いと思います。

ひょっとすればロイヤリティーの支払いがなくなったということで料金を安くしているかもしれません。

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