離婚をしたときに話し合いなどでそれまで所有していた車の手続きも必要となってきます。
同時に車検時期も近いというときにはさらに車検も出さないといけませんので、引越しなどと相まって混乱することが多いです。
今回は離婚時の車検や車についての手続きについて説明をしたいと思います。
離婚で必要となる車の手続き
車検証というものが車に備え付けられていると思います。
ここには
- 氏名（車の名義人）
- 住所
の記載があると思います。
離婚をすれば男性でも住所が変わることはありますし、また女性の場合には旧姓に戻るということで氏名も変更になるかもしれません。
この車検証の氏名に罰則金、また住所地に自動車税の納付書（毎年5月ごろ）が郵送されてくるようになります。
たとえば車の氏名が元夫になっていて、離婚後に妻が所有するようになっているのにまだ氏名は元夫のままというのはやはりまずいといえます。
元夫や元妻も基本的に離婚後に元の配偶者の罰則金の通知が来るのもかなり不愉快なものです。
住所のほうは自動車税の納付書が届くとなっています。
この住所については県税事務所に連絡することで納付書の郵送先を変更することができます。
正式には車検証の住所変更が原則ですが、県外ナンバーで引越し後もずっと運転している人が多いかもしれませんが、その場合にはこの県税事務所への電話連絡による方法を使用していると思います。
参照
結論からいいますと住所変更だけが必要ということであれば、県税事務所にとりあえず連絡をしておけば困ることはないでしょう。
しかし氏名変更もしなければいけないという場合には会わせて住所変更もするということになってきます。
住所変更は事前に車庫証明が必要
住所変更では
- 住民票
- 車庫証明
- 旧の車検証
とが必要となります。
離婚による引越し先の住所地であらためて車庫証明を取って、その後で住所変更ができるということで正直面倒です。
離婚時の手続きを車検業者に代行してもらう
当然ですが上記のような離婚時の手続きは自分で陸運局に行けば行えます。
費用は数百円程度です。
デメリットは仕事で忙しいときにも平日に手続きに行かないといけないということです。
そのためおすすめとしては
- 車検時に氏名・住所変更も業者に合わせて行ってもらう
- 行政書士に手続きだけ代行してもらう
- 親など家族や知人に代行してもらう
という方法です。
車検業者に代行してもらうのが一番手間のかからない方法といえます。
車検に出すときに車検証のことを話すれば、あとは代行手数料を支払えば自動的に車検証の変更もしてくれるからです。
行政書士（代書屋さん）は逆にあらためて探してから依頼するので面倒ではありますが、費用は安いところは安いです。
おそらく車検業者よりも安いと思います。
ローンが残っている車の氏名や住所変更
また車のローンが残っていて、車の名義がディーラーの状態で離婚となる場合もあります。
この場合、ローンの支払いがすでに終わっていればディーラーに話をして名義も自分に変更するということが必要となります。
一方でローン継続中という場合には、ローンの支払いが終わってから氏名と住所変更とをまとめてしてしまうというドライバーが多いようです。
（この方法も見つかれば法的には問題は残りますが・・・）
離婚時の車検手続きをどうするべきか？
時間さえあれば正直難しい手続きではないので、陸運局の担当者に質問をしながら手続きをしても良いと思います。
しかし離婚時は仕事も引越しも大変忙しいですし、頭も混乱している状態のことが多いです。
ですので私ならば車検業者に代行依頼をしてしまうと思います。
- ディーラー 1万円以内
- それ以外の車検業者 5000円から7000円程度
というのが氏名や住所変更の手続きの相場となってきます。
ローンが残っていたり、ディーラーから名義変更するというのであればディーラーに車検を出してそのまま手続きを代行しても良いと思います。
ただディーラーの車検費用は高いので、離婚時に出費をできないという場合にはディーラー以外の業者に車検と手続きとを代行してもらえば良いでしょう。
以下に車検費用を抑える方法や、車検業者の比較についてページを紹介しておきます。
下のほうにも車検業者の見積もりサイトを紹介していますので、付近でディーラー以外の業者をすぐに探せると思います。
参照
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