いつもと違う車検業者に見積もりを出したときに、その明細に24ヶ月点検が入っていないということはあると思います。
この理由はいくつか考えられますが、安全という問題から考えればやはり好ましいことではないと思います。
車検と24ヶ月点検の違いとは？
多くのドライバーにとって車検に出せば点検も同時にしてもらえるということで、両者の違いはほとんど意識しないというところもあるでしょう。
結論からいいますとまったく違っていて
- 車検 公道を走行する資格を得るもの
- 点検 安全に走行するように整備や部品交換をするもの
というようになっています。
つまり車検に通しても、その翌日に突然故障することもあるわけで、点検をしない車検というのはそんなものでもあります。
車検と24ヶ月点検とは項目もまったく違います。
詳しくは以下のページに記載していますが、車検業者によれば100近い点検項目のチェックをしてくれるところもあります。
参照
これだけの点検項目を整備してはじめて安全に走行できるということがいえるわけです。
見積もりに24ヶ月点検の項目が含まれていない
これはいくつか理由が考えられますが、
- ユーザー車検代行業者だった
- その他車検のみを行う業者だった
- ドライバーが知らないうちに点検を省くような要望をしていた
などというようなことが考えられます。
車検業者といえばディーラーをはじめとして車検専門フランチャイズ、整備工場などとあります。
他にもスタンド、カー用品店系、などといったところも進出してきています。
通常これらの業者は点検も合わせて代行してもらえるわけですが、ドライバーが知らないうちにユーザー車検代行業者にコンタクトして見積もりをしているということはあります。
車検業者といっても点検をすべて行うというわけではないからです。
参照
看板やサイトを見て車検業者といっても
- 車検だけのところ
- 点検も合わせて行うところ
と違いがユーザーからすればわかりにくいということはありますが、今回のように見積もりで気づけばドライバーとしてまだ考える余地はあるということです。
車検と24ヶ月点検をどう通すべきか？
車検に通すというだけであればユーザー車検代行業者であってもまったく問題ありません。
しかし点検を自分で行うということは非現実的です。
また点検のみディーラーなどの車検業者に依頼しても利益率が低いので断られることも多いです。
参照
車検はともかく点検はしなければ法的な問題はともかくとして、後々大きな故障をしてかえって修理費が大きく発生してくるということはあります。
そのため
- ディーラー
- 車検専門フランチャイズ
- 整備工場
など点検もついている業者に確実に出すということが重要です。
長い目でみるとこのほうが安くつくことはあります。
さらにディーラーが高いという場合には交換部品を知るか、またフランチャイズのようなより単価が安く整備能力のあるところに出すのがベストです。
交換部品については以下のページで説明をしています。
参照
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