車検を年末年始に受けられないパターンとは?

 

年末年始はどこの業界でも休みということが多いです。

車検でも例外ではなくそのような傾向があります。

しかしタイミングによっては年末年始に車検の有効期限が来てしまうということもあったりして、その場合には車検業者を選ぶことで年末年始に車検を受けることができるところもあります。

 

年末年始とユーザー車検

 

ユーザー車検では運輸支局の車検場に車の持ち込みをして車検を受けますが、この車検場は年末年始を休みとしています。

 

  • 年末は12月29日あたりまで
  • 年始は1月3日まで休み

 

となっています。

年度ごとに土日がこれと関係して多少前後することもありますが、ユーザー車検は年末年始にできないと考えておくと良いでしょう。

 

参照

平日に休みが取れれば案外簡単にユーザー車検で車検に合格できる

 

認証工場と年末年始の車検

 

車検業者は大きく2つに分けることができます。

 

  • 指定工場
  • 認証工場

 

今回のようなケースでは指定工場といって国の車検場に車を持ち込むことなく、自社ラインに通すことで車検を通すことができる業者に出さなければいけません。

 

参照

車検の合格基準にも影響する指定工場と認証工場との違いとは?

 

町の整備工場では認証工場という場合が多いので、車検場に車の持ち込みをしなければいけません。

しかし車検場は閉まっているわけで、年末年始という場合にはあまりおすすめはできないとなります。

 

年末年始に開いている車検業者とは?

 

  • ディーラー
  • 車検専門フランチャイズ
  • 大きな整備工場

 

などでは指定工場ですから、理論的には年末年始でも車検を行うことができます。

しかし各社のホームページを見ればわかりますが、ほとんどが12月29日から休業となっているはずです。

例外的に整備工場では以前から取引があれば臨時的に車検や整備をしてもらえるという程度だと思います。

またディーラーでもディーラーの方針や普段からの付き合いによって車を見てもらえることもあります。

しかしあくまでもこれらは基本的には臨時的な処置と考えておかないといけません。

 

部品交換と年末年始の車検

 

また整備工場であっても常備している部品では整備できないようなややこしい車の場合にも車検や整備ができないということはありえます。

この場合、部品屋さんに発注をかけるのですが、その部品屋さん自体が年末年始はやはり休業となっていて結果としては車検や整備がしきれないということもあります。

このときには車を預かるなどして、年始に部品が到着次第に整備を再開するというような対応となると思います。

 

年末年始に車検業界が休みになる理由

 

理論的には指定工場であればたとえば12月31日に車を預り、車検を行って書類作成をするところまでは行えます。

しかしその書類を届け出る運輸支局が休みとなっていて、基本的には指定工場でも車検を行っても届出ができないということになります。

これらの書類は年始に国の機関が開いてから一斉に届出となりますが、それまでは業務遂行ができないという事情があるのです。

ディーラーも年末年始は長く休みますが、新車を販売しても登録する先の国の機関が開いていないということで新車販売も車検も休みとしているという事情があります。

 

年始にゆっくりと車検に出す

 

もし緊急的に整備を必要とする場合でなければ、年明けにゆっくりと車検を出すほうが良いと思います。

年始は車検業者は結構暇なところもあるので、相見積もりなどをすれば費用的にもお得感は出てくると思います。

以下のページに車検費用を安くする方法をまとめていますので、年末年始に押さえておき、年始に行動していくと何割か車検費用が安くなることもあるでしょう。

 

参照

車検費用を簡単に安くする4つの方法

車検料金は車検業者ごとにここまで違う!

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