車検の技術料は何万円までが妥当か?判断基準を解説

 

車検では明細を見ればいろいろな項目がありますが、その明細は業者によって名称は違います。

ただ車種ごとの適正価格といいますか、相場というものはあります。

このあたりの車種ごとの相場というのは以下のカテゴリーで紹介しています。

 

参照

車種ごとの車検費用

 

ざっとディーラー車検で説明しますと

 

  • 軽自動車 8万円
  • 小型車  10万前後
  • 中型車  12~13万前後
  • 大型車  15万前後

 

このようなものです。

あとこれに修理が必要という場合にはその分が上乗せされてくるという感じです。

これは総額の話ですが、このうち技術料という項目もあって、見積もりで高いのか安いのかわからないという場合も多いかと思います。

今回は車検での技術料について説明をしたいと思います。

 

車検での技術料とは?

 

技術料というのはわかったような、わかりにくいような曖昧な言葉でもあります。

一番多いパターンとしては

 

  • 工賃
  • 部品交換の手間賃

 

といったような意味だといえます。

または基本料金というような意味もあると思います。

工賃などはどこの業者も同じような相場ということでなく、

 

  • ディーラー
  • 整備工場
  • 車検専門フランチャイズ
  • スタンド系、カー用品店系

 

などと大まかに単価の高低はあります。

上記の順番は上から工賃単価の高い順に並べています。

 

車検での技術料の分類とは?

 

技術料でも正確にいえば2つに分類できることが多いです。

 

  • 車検(継続検査)の技術料
  • 定期点検の技術料

 

定期点検というのは24ヶ月点検などともいわれることもあります。

車検では同時に点検も行い、摩耗部品のチェックも行いますが、この工賃を指します。

 

参照

24ヶ月点検と車検との違いとは?

 

ちなみに車検業者で技術料が数千円など異常に安いところもありますが、それはこの24ヶ月点検をしない、または緩くしか点検しないという場合もあります。

いわゆる格安車検によくあるパターンですが、摩耗部品をスルーして車検に通してしまうので、車検の翌日に大きな故障をすることもありえます。

 

車検での技術料の費用相場とは?

 

通常ディーラーに中型車を出した場合でいいますと(もちろん店舗や系列によって違いますが)

 

  • 車検の技術料   7000円前後
  • 定期点検の技術料 2万前後

 

おおむねこのような費用相場となります。

これに部品代をプラスすればディーラーへの支払い額が出てきます。

あとは法定費用をプラスすれば車検総額となります。

 

参照

車検での車種別の法定費用とその内訳

 

車検での技術料の高低

 

上記のように

 

  • ディーラー
  • 整備工場
  • 車検専門フランチャイズ
  • スタンド系、カー用品店系

 

という順番に技術料は基本的になっているといえます。

またディーラーにしか車検は出さないという場合でも店舗ごとに技術料も当然違いますし、修理箇所も違います。

つまりディーラーでも店舗ごとで車検費用は上下するということです。

少し高いと思えば、別の系列ディーラーに見積もりを取っても良いですし、場合によっては別の業者に車検を出すという方法もあります。

ただし上記のように点検サービスのない車検業者は故障リスクもあって自己責任の度合いも出てきます。

ディーラー以外に出すという場合でも整備能力も考えて、整備工場、車検専門フランチャイズあたりにしておくと良いでしょう。

ちなみに整備工場などだとディーラーよりも技術料は2~3割程度安いといって良いと思います。

 

参照

フランチャイズ車検のメリットは明瞭料金と整備能力の高さ?

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