車検の足回り検査で部品交換を安くする方法

車検の検査項目の1つ足回りですが、今回はこれについてよく質問を受ける箇所をまとめてみました。

ドライブシャフトブーツの破れ

結論からいいますとこの

「ドライブシャフトブーツの破れ」

ということが一番多いといえます。

通常に走行していてもドライブシャフトは破れることは多いです。

一般のドライバーとして運転していてもここが故障していても異音などはしないのでまず気づかないといえます。

しかしこのブーツが破れていてグリースがだだ漏れになっているとハンドルを切ったときに異音がしてくることがあります。

この場合はドライバーでも気づくことは多いでしょう。

ドライブシャフトブーツというのはハンドル操作に関係した部分で、急ハンドルをよく切る人は損傷も早いといって良いです。

ドライブシャフトの交換はジョイント分解を行い交換しなければいけませんが、やろうと思えば一般のドライバーでも可能ではあります。

しかし現実的にはあまりしたことがある人はいないのではないでしょうか？

タイロッドエンドのダストブーツの損傷

ここもユーザー車検では不合格になりやすいポイントといえます。

タイロッドエンドというのはこれもハンドル操作と関係していて、

ハンドルを切る
その操作をタイヤに伝える

というタイヤと車体とのジョイント部分を指しています。

よくある損傷としては出すとブーツの劣化で、走行距離に応じて自然に劣化をしてくるものといって良いでしょう。

これもやろうと思えば一般のドライバーでも交換は可能です。

しかしタイヤを外してナットを緩めて出すとブーツの交換をするというのは慣れていないとあまり自分でやるのはおすすめできない作業です。

労力を考えれば業者に任せたほうが早いと思います。

足回りのブッシュ交換

このブッシュというのは主にサスペンションアームの可動部についているものを指しています。

サスペンションでは作動すると直接部品同士が当れば衝撃が強いので、間にこのゴムや樹脂製のブッシュを挟み衝撃を緩和しているというような感じにしています。

つまりやはり走行距離に応じてこのブッシュというのは損傷しやすいわけで、車検時には検査で交換が必要というように指摘を受けることもあるということです。

下回りのガタでの車検不合格

車検において足回りで不合格になりやすいのはズバリ

ガタ
ブーツの破れや損傷

の2つといって良いです。

すでにブーツの破れは上で記載しましたが、ガタもよく落ちてしまう項目といって良いです。

ガタというのは車体の揺れ具合ですが、実際に車検場ではラインで車体を揺すって検査が行われます。

ちなみに車検では正しくはこのガタというのは下回り検査に含まれていて、足回り検査ではないとされています。

このガタの原因はいくつか考えられますが、よくあるのはアーム部分の劣化や損傷があります。

これも通常に走行していても損傷することがある部品となります。

車検に合格するために足回り部品の交換は絶対に必要か？

上記のように足回りや下回りではドライバーも気づかないうちに損傷などが起こっていて、車検の合格水準に満たないようになっているということもあります。

まずディーラー車検を受ければそれぞれの部品交換を見積もりに入れられてしまうわけですが、その分当然費用も高くなってきます。

これを安くしようと思えば

フランチャイズ車検で立会をして部品の摩耗を自分でも目視させてもらう
整備工場で車検を受けて中古部品で安く交換部品を調達してもらう

などという方法があります。

上記でも説明しましたが、まず自分で交換するのは現実的ではありません。

また放置しておくとあまり良い箇所ではないので、もし本当に損傷等がるのであれば早く交換したほうが大きな故障を防ぐという観点では重要な箇所といえます。

そのような中で安く車検を行うという場合には業者を変えるということも必要かもしれません。

参照

「車検で不合格になりやすいポイントを解説」

「車検を通す7つの業者を徹底比較」

「車検費用を簡単に安くする4つの方法」

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