車検とタイミングベルトは実はあまり関係ないのですが、ドライバーとして
- 車検のすぐ後にタイミングベルトの点灯となった
- 車検の直前にタイミングベルトの点灯があった
というようなケースに遭遇することもあります。
今回はタイミングベルトランプと車検について説明をしたいと思います。
車検すぐ後のタイミングベルトランプの点灯
これはしばしば経験することがあるかもしれません。
タイミングベルトとは走行距離10万キロでの交換が推奨されています。
おそらく車検時点ではこのような走行距離に満たない状態で、その後10万キロを超えたというような場合に急にランプが点灯するということになるのではないでしょうか？
参照
タイミングベルトがもし切れれば走行できなくなります。
しかしかなり丈夫に作られていて、実際には15万キロ走行でも切れないことも非常に多いです。
またランプが点灯するのは走行距離に反応するようなシステムとなっていて、直前の車検でタイミングベルト交換を業者にしてもらっていてもランプ点灯となります。
（ランプはタイミングベルトの劣化を感知するというシステムとはなっていないということです）
この場合には自分でランプを消すことも必要です。
- 車検業者にタイミングベルトの交換をしてもらったのか確認する
- 交換していない場合には不安な人はすぐに交換してもらう
- 走行距離がさほどないという場合には次回の車検で合わせて交換してもらう
という対応になってくるでしょう。
タイミングベルトの交換費用
ディーラーで交換をすれば費用としては3万程度が相場だと思います。
タイミングベルト自体は数千円ですが、交換工賃が異常に高い部品でこのような費用相場となってきます。
交換の工賃が高いのは、タイミングベルトの取り外しがしにくい箇所になっている車種が多いからです。
タイミングベルト交換をせずに車が走行できなくなると修理費が異常にかかってしまうこともあります。
ケースによっては30万以上かかることもあるので、走行距離が多いという車の場合には車検のすぐ後でも交換しておくと良いと思います。
車検直前のタイミングベルトランプの点灯
この場合には車検業者に出すときに合わせて交換してもらうと良いでしょう。
業者にもよりますが、交渉によっては車検とタイミングベルト交換を合わせて行うと多少安くしてくれるはずです。
通常車検業者は走行距離を見て、10万キロなどとなっていれば交換するべきパターン化された部品交換を伝えてくれます。
- タイミングベルト
- エンジンベルト
- ドライブシャフト
などですが、10万キロが近い車検で一式費用はかかりますが交換しておくと良いでしょう。
以降はこれらの部品は定期的に車検ごとに交換するようなものではないので、今回の車検だけ高くなるということになってきます。
参照
ドライバーとしても10万キロ近い状態の車検ではタイミングベルト交換が見積もりに入っているかも確認しておくと良いでしょう。
ひょっとすれば交換を工程に入れ忘れている業者もあるかもしれません。
10万キロ時点の車検費用が高い
上記のようにタイミングベルト交換などが必要となってくる走行距離での車検費用は高くつく傾向があります。
ディーラーに出すという方法も良いのですが、
- 整備工場
- 車検専門フランチャイズ
といった業者で車検に出すとリビルト部品での交換となって費用を節約することができます。
以下のページで車検費用を安くする方法についてまとめていますので、費用が気になる人は参考にしてほしいと思います。
参照
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